2011年3月1日火曜日

報告書と文章力

 今日の午後は,ものづくり技術戦略マップ検討委員会の報告書のとりまとめについて最終的な検討をするために,虎ノ門に行ってきました.私は幹事として,最後の「まとめ」の章の文章を書くことになりました.2時間ぐらい作業する時間があったのですが,私が参考になりそうな原稿を読んでいる間に,委員長の先生は,何の資料も見ないで「はじめに」の章の文章を書き上げてしまいました.内容を見せてもらいましたが,普段から色々と勉強していないと書けない内容でした.よい文章がすらすら書ける人は,普段から色々な文献を読んでいるのですね.私も,本は読んでいる方だと思っていましたが,まだまだ勉強が足りないということを痛感しました.
 自分で言うのもなんですが,私はよい文章を書く方だと思っています.しかし,最初からすらすらと書いていくという感じではなく,色々なところから書き始め,最後に前後のつながりなどを見直しながら,体裁を整えるという書き方です.どちらかと言えば,遅筆ですね.私だけでなく,理系の人はこのような書き方をする人が多いのではないでしょうか.
 しかし,今回の仕事のように,今後は文章を書く機会が増えそうなので,あまりチンタラ書いているとダメかもしれません.これまでの書き方もいいと思いますが,文豪のように,最初から一気に書き上げるようなことも,できるようになりたいです.

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