2011年9月19日火曜日から,金沢大学で2011年度精密工学会秋季大会が始まりました.今日の金沢は,朝から雨模様.一昨日までの残暑はどこへやら,朝から大変肌寒い一日となりました.上着を持って来なかった上に,半袖のワイシャツしか持って来なかった私は,冷房の効いた室内でも寒さをこらえるしかありませんでした.
今回の秋季大会は,来場者に楽しんでもらおうという,実行委員会の気概を感じます.茶席があったり,輪島塗の出店があったり,ポスターと同じデザインのA4クリアフォルダを記念品として配布したり.明日は噂のアニメにゆかりのあるキャンパスを案内するツアーがあるとか.ブログ配信など,学生スタッフも頑張っているようです.思い出に残る大会になるでしょう.
お昼は,弁当を食べながら,展示に参加している企業のプレゼンを聴講する「ランチョンセミナー」に参加しました.このセミナーも,今大会からの試みです.失礼ながら,弁当に目がくらんでふらふらと参加したセミナーでした.私の参加したセミナーは,小径の工具に関係するメーカーが話題を提供していましたが,思いの外,大変勉強になりました.お昼を食べながら真面目に勉強するのもいいですね.興味のある内容であれば,明日も参加してみたいと思います.
午後のセッションでは、私の研究室の修士の学生が,自分の研究内容について発表を行いました.先週までの発表練習では不手際を重ね,既に愛想が尽きていました.先行研究の流用ばかりで,自分で考えた仕事の説明が少なく,とても退屈で分かりにくい発表でしたが,他の先生も同じような印象を持ったことでしょうね.2件あった質問は,すべて私が回答しなければなりませんでした.流用しただけの手法でも,どのような処理をしているか説明できないなんて,言語道断です.
色々な人と再会し,うれしい出会いもあり,とても充実した大会初日でした.色々な人が集まって,自分の考えを披露する場所はいいですね.明日も充実した一日になると思います.
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