今週の月曜日,学科の就職事務室で,面談する企業の人を待っていた時に,机の上に置いてあった薄い冊子を何気なく開いてみたところ,次のようなコピーが目に留まりました.
「違いを理解しているからこそ、補い合うことができるんです」
なんて素晴らしいコピーなんだろうと思い,そのことばだけ資料の裏にメモしたところで企業の方たみえたので,その冊子は机の上に戻しました.企業面談が終わった後,そのまま居室にもどりましたが,ことばが頭を離れず,そのままFacebookに投稿してみたところ,かなりの反応がありました.翌日も企業面談があったので,事務室に行ってみたところ,冊子は昨日のまま机の上に置いてありました.気になって仕方なかったので,事務室の了承を得て,冊子を自室に持ち帰って読んでみました.
冊子は,理想科学工業がコミュニケーションをテーマとした情報を届けるために発行している『理想の詩』という広報誌で,問題のことばの記事は,2010年にスペースシャトル・ディスカバリー号に乗船して宇宙でのミッションを成功させた山崎直子さんのインタビューでした.色々な人種や言葉の人達と一緒に,ミッションに取り組みながら感じたことだそうです.
「語学力より大切なのは、伝えたい何かがあること―」
コピーも素晴らしいですが,記事の内容も素晴らしいです.この広報誌が,本気で作られていることがよく分かります.年に春夏秋冬の4回発行されているようですが,ホームページの講読申し込みフォームから申しこめば,無料で定期送付してくれるそうです.
理想の詩:2011 冬号|RISO: http://www.riso.co.jp/home/co/uta/
早速,申し込んでみたところ,木曜日に今回読んだ2011年冬号と2011年秋号が送られてきました.これも,コミュニケーションに関する話題が満載でした.ささいな偶然から,素晴らしいことばに出会いました.『理想の詩』の春号が送られてくるのが楽しみです.
2012年1月28日土曜日
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