2012年5月20日日曜日

第51回 静岡ホビーショー

 平成24年5月19日土曜日は,第51回 静岡ホビーショーを見学しました.私は,小学生の頃からプラモデルに親しんできた正統派モデラーです.最初は自動車やオートバイから入り,ガンプラに出会い,ミリタリーや1/700ウォーターラインシリーズへと幅を拡げ,大学生のころにはF1マシンも作りました.今でも,時間が空いたときに作ろうと思って買ったキットが,自宅の押入れで眠っています(笑)

 最近は,プラモデルを作る子供が減ったと聞いていたので,このホビーショーの集客はどんな感じなんだろう?と新幹線の中で考えていましたが,静岡駅に着いて,会場まで直通のバスを待つ長蛇の列を見て,このホビーショーの位置づけを初めて理解しました.会場について,建物の中に入ってみると,肩をぶつけながら歩かなくてはならないぐらいの大盛況.模型が好きな人は,まだ,こんなに居たんですね.
 まず,一番広いタミヤのブースに突入しました.タミヤのミリタリーモデルは50周年だそうです.「思い出のアイテム」と「おすすめのアイテム」の両方の1位となったミリタリーモデルは,「ドイツ 88ミリ砲 Flak36/37」 ということでした.このキットは,私の誕生日に妹にプレゼントしてもらったことのある,思い出深いキットです.当時から,「良く出来ているなぁ」と感じていましたが,やはり秀作キットだったのですね.なんだか,嬉しくなりました.
 次に,バンダイのブースに突入しました.やはり,最初はガンプラでしょう.今日から公開されたガンダムユニコーンのepisode 5「黒いユニコーン」に登場する 「ユニコーンガンダム2号機 バンシィ」 の電飾モデルが展示してあり,その存在感にときめいてしまいました.ブースで放映されていたPVも迫力があって,episode 5はかなり期待できそうです.来週あたりに,映画館で観たいと思います.
 同じバンダイのブースにあった「宇宙戦艦ヤマト2199」のコーナーは,熱心なファンがかじりついて離れない状態が続き,3回目の試みで,ようやく関連商品の説明を聞くことができました.7月に発売が予定されている 「1/100 宇宙戦艦ヤマト2199」 は,精密に再現された艦橋周辺部と艦載機格納庫に注目.特典で付いてくるメカコレ「デスラー三段空母」も魅力的です.バンダイの企画力と技術力は,やはり,侮れません.
 「オトナの社会科見学シリーズ」として,立形マシニングセンタや万能フライス盤のキットを販売して,私を楽しませてくれているファインモールドのブースに,「大人の社会科見学シリーズ」第三弾として6月上旬に発売が予定されている 「1/500 愛知県庁 本庁舎」 が展示してありました.「なんじゃこりゃ?」 組立後は貯金箱になるという趣向も,よく分かりません.
 1/700 ウォーターラインシリーズも,誕生から40年.私も何隻も作りました.全艦並べると,さすがに壮観ですね.
 アオシマのブースに 「ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4」 の実車が展示されていました.圧倒的な格好良さに,見とれてしまいました.
 以上,特に感じ入ったアイテムを厳選して紹介させていただきましたが,他にも興味深いアイテムがたくさんありました.午後から,同じブースを再訪しましたが,その時も違う気付きがあり,各メーカーの取り組みの奥深さを感じました.とても幸せな時間でした.来年も訪れたいと思います.

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