2012年6月24日日曜日

Monozukulink.net 6月例会 in 東京すみだ

に参加するため,平成24年6月23日の午後は,すみだ中小企業センター(東京都墨田区)に行って来ました.「Monozukulink.net」とは,連携の強みを力に変えている各地域の「ものづくり企業群」同士が,地域を越えて交流することによって,新たな「ものづくり日本」を創造しようという,地域間の「企業群連携グループ」です.この日も,地元東京からだけでなく,岩手,福島,神奈川,山梨,愛知,三重,大阪,島根,岡山,北九州など,全国各地から多数の企業群が集結しました.
 第一部の「グループプレゼンバトル」では,9つの企業郡が,それぞれ自分たちの活動内容についてプレゼンを行いました.参加者は,自分がよいと思ったプレゼンを2件選んで投票するのですが,結果としては,自分が予想したとおりの企業群が上位を占めました.個人的には,大阪から来た企業群による,かけあいの漫才のようなプレゼンの印象が強烈でした.
 第二部の「日本各地の廃材を配財にかえるプロジェクト!」では,21のグループに分かれた後,最初に,すみだの町工場から提供された様々な配財(廃材)で構成されている「配財万華鏡」を作りました.一度見たものは,二度と見ることは出来ないという万華鏡.この歳になって見る万華鏡には,神秘的なものを感じます.一家に一つ,万華鏡.よい記念になりました.

 続いて,くじ引きで決まった「スペシャルキーワード」に潜む社会問題を,廃材を使って解決するアイデアについて,グループミーティングを行いました.私が所属することになった第3グループのスペシャルキーワードは「ファッション」.メンバに専門の人が居て,色々と話を聞けたのですが,装飾品のデザインはサチっていて,素材で勝負するようになったが,素材もサチってしまった.すると,デザインではなく,機能性や価格で勝負するようになるということです.この傾向は,装飾品だけでなく,自動車や家電などにも当てはまるような気がします.見て嬉しい,持って嬉しい,そういう製品に回帰するべきではないでしょうか.結果は,以下のポスターのようにまとまりました.

 最後の大懇親会は,初対面の人がほとんどという,シャイな私にとって,かなり厳しいアウエー状態でしたが,新しい出会いがあり,知り合いの人とは,さらに親交を深めることができ,充実していました.何よりも,連携して発信している中小企業郡が,各地域にたくさん存在することを知って,大変心強く思いました.これからも,「Monozukulink.net」の動きに注目です.

0 件のコメント: