2012年7月11日水曜日

プロ意識を持つ

が,私がバイブルとしている本「暮らしの絵本 お仕事のマナーとコツ」の冒頭に載っている 「お仕事10か条」の第8条でした.『あなたが行うことに対して1円でも対価が発生するならば、それは仕事であり、あなたはプロ。アルバイトだから…、派遣だから…、そんなことは関係ありません。お客様や仕事相手に接するあなたは、そのときまぎれもなく、会社(や店舗)の代表なのです。』 という解説が添えられていました.

 給料をもらうのではなく,学費を払っている学生に対して,「プロ意識を持て」と言うのは難しいですが,アルバイトはしているという学生は多いと思いますので,ここでは,私の「学生アルバイト観」について述べておきたいと思います.

 私の研究室では,定期的なアルバイトは 原則として禁止 しています ⇒「m-shige's log: 森重研入室のしおり」.アルバイトは,自分の時間を切り売りする行為だと思うからです.学生は,自分の時間は「勉強⇒自分への投資」に費やして欲しいと考えています.

 しかし,経済的な理由でアルバイトしなければならないという学生もいるでしょう.私も,やむを得ない事情があれば,アルバイトすることを認めています.そして,その学生には,アルバイトの時間は,アルバイトの仕事に本気で取り組むように伝えています.

 賃金の安いアルバイトなのだから,正社員のようにちゃんと仕事しなくてよいと思うかもしれません.でも,そんな気持ちで時間を費やしたら,本当に貴重な自分の時間を切り売りしただけです.どんなことでも,本気で取り組めば,何かしら得るものがあるハズです.賃金をもらうために働くという点では,将来,定職に就いた時と違いはないのですから,ここはひとつ,本気で社会勉強してみてはいかがでしょうか?

 明らかにアルバイトだと思われる女の子が働いている寿司屋に行ったことがあるのですが,彼女が一生懸命に働く姿が本当に素晴らしく,そして,清々しかった.また,この店に来たいと思いましたよ.客にこう思わせるような仕事をしなければいけない.

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