2012年9月28日金曜日

第36回IJAT編集委員会

に出席するために,今日の午後は虎ノ門にある 「東海大学校友会館(霞が関ビル35階)」 に行って来ました.虎ノ門駅の近くにある 「虎ノ門 金刀比羅宮 (とらのもん ことひらぐう)」 を参拝して,今日の委員会の成功を祈念いたしました.思えば,この神社から御朱印集めが始まりました ⇒「m-shige's log: 御朱印を集める」.あれから3ヶ月,私と寺社の関係は,永遠のものになりそうです.

 今回の編集委員会は,自分が取りまとめをした 「IJAT Vol.6 No.5: Rapid Prototyping 特集号」 が発行された直後だったので,胸を張って参加することができました(笑).この International Journal は,無料公開(無料登録制)されていますので,多くの方々に利用いただければと思います.

「IJAT Vol.6 No.5: Rapid Prototyping 特集号」
URL:  http://www.fujipress.jp/IJAT/IJATE00060005.html

 この号だけに限らず,これまでの号に掲載された全ての論文を無料で読むことができます.以下,編集部からのご案内です.
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富士技術出版株式会社では、IJATの論文を世界中のより多くの研究者の方々へ見ていただきたいという趣旨の下、今まで購読者のみに開放していた論文データベース FINDER を、全ての方々へ無料開放しております。特集の目次もしくは論文のアブストラクトの下に表示される「Full Text」 をクリックして表示される画面にて、もしくは下記画面より会員登録(無料)を行っていただき、発行された ID と Password を入力フォームへ入力していただきますと、PDF をダウンロードすることができます。

http://www.fujipress.jp/finder/create_account.php

お知り合いの方々へもぜひお知らせいただき、ご利用いただければ光栄に存じます。
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 日本の International Journal は,正念場を迎えています.論文の被引用回数に基づいた指標であるインパクトファクターの高い Journal に掲載された論文しか評価されないという傾向が高まりつつありますが,英語圏でない日本の International Journal に論文を投稿する外国人は少ないので,当然,インパクトファクターも低くなってしまいます.同じ論文を投稿するのであれば,インパクトファクターが高い海外の Journal に投稿しようとするのは,評価される立場の人間であれば,必然的なことだと思います.特に,日本語の学会誌にインパクトファクターが付くのは難しいので,最近は日本語の論文を書かないで,海外の Journal に英語の論文だけ投稿する研究者も増えてきました.日本の学会の投稿論文の数が減っている要因の一つと言えるでしょう.これも「グローバル化」の一つの流れなのかも知れませんが,最近,私の身の回りで見聞きする「グローバル化」は,あまり楽しいものではありませんね.

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