2013年10月24日木曜日

担った「役割」を果たすことが最優先

が,私がバイブルとしている本 「暮らしの絵本 お仕事のマナーとコツ」 の冒頭に載っている 「お仕事10か条」 の第6条でした.『組織や仕事での上下関係とは、極端にいえば「役割分担」。それは、人としての優劣を格づけたものではなく、仕事を円滑に、機能的に進めるための約束ごとです。だからこそ、ときには「個」を犠牲にしても「組織」を優先させなければなりません。』 という解説が添えられていました.
 確かにもっともな意見だと思いますが,まず,それぞれの「個」が,一人前以上の実力を持っていることが大前提だと思います.1.0以下の人を二人足しても,2.0にもなりませんし,掛けたりなんかしたら,もっと悲惨なことになってしまいますから.研究室の学生には,まず,自分のことをしっかりやって欲しいと思っています.あと,「個」を犠牲にしても「組織」,などというような体育会系の考え方には,まったく賛同できません.

 「4番バッターばかりを集めた野球チームが優勝するとは限りません。」 という補足説明も書いてありますが,主力打者の流出が続いた港星達を思い出してしまい,ちょっと虚しくなってしまいました.結果として,今回の第6条は,あまり心に響きませんでした.なんだか,話の腰を折ってしまうような形になってしまい,すみません…

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