2014年7月30日水曜日

「(株)ヤマナカゴーキン」を見る

 平成26年7月29日火曜日は,型技術協会 第121回 「技術交流会」 に参加するために,千葉県佐倉市にある 「(株)ヤマナカゴーキン」 に行ってきました.京成電鉄で佐倉まで移動したのですが,途中,地名に関する色々な勘違いに気付かされました.
「馬喰横山」は,「ばくろうよこやま」ではなく「ばくろよこやま」
「本八幡」は,「もとやはた」ではなく「もとやわた」
人間,いつまでも学ぶことばかりですわ.

 そしてそして今回の神社,京成佐倉駅とJR佐倉駅の中間に鎮座する 「麻賀多神社(まかたじんじゃ)」 を参拝して,交流会が盛会となるよう祈念しました.この神社,超ナイスでした.また参拝したいです.

 ヤマナカゴーキンは,冷間鍛造金型技術のパイオニア的存在として知られています.最近は,サーボプレスによる冷間鍛造工法の開発に注力しているそうです.13時前から始まった交流会ですが,型技術協会の理事としてもお世話になっている山中社長による概要説明の後,「サーボプレスとCAE技術を活用した鍛造工程開発事例」 というタイトルで講演がありました.サーボプレスの導入によって,成形に対する高い自由度は得られるものの,良いモーションを探さなくてはならない.なんだか,自分が専門としている5軸制御加工と同じだと思いました.5軸制御工作機械の導入によって,加工に対する高い自由度は得られるものの,良い工具経路を探さなくてはならない.高い自由度は,差別化のための手段であって,楽をするためのものではないということです.また,鍛造シミュレーションなど,CAE技術を積極的に活用している取り組みも印象的でした.

 工場見学では,MC恒温室,仕上工程,検査工程,試作工程,形状前加工,放電加工,成形研削工程,材料置き場などを見せていただきました.3種類の大型プレス機が並ぶ試作現場における冷間鍛造のデモンストレーション,やはり,迫力がありました.自分が担当している加工学でも講義している冷間鍛造ですが,成形の様子を実際に見る,それだけで講義での話しぶりが変わると思いました.

 交流会終了後は,四街道駅近くにある居酒屋で,千葉県八千代市に住んでいる中学校からの友人と痛飲しました.仕事とはまったく関係のない,お互いの身の上話ばかりで,本当にリラックスした時間を過ごすことができました.やっぱり,友人って大事だと思った次第.また,佐倉まで飲みに来たいと思います.

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