2014年10月22日水曜日

短所より長所を見る

が,今日22日の 『松下幸之助 日々のことば 「道をひらく」』 のことばでした.『人の短所が気になりだすと、その人のすべてが嫌いになって、長所が見えなくなってくる。しかし、長所に気がつけば、その人のすべてが好ましく見え、短所が気にならなくなってくる。よい人間関係は、お互いの、短所より長所を見る見方の上に築かれるものではないか。』 という解説が添えられていました.このことばは,前半に示唆深い内容が含まれていると思いました.

 人の短所に気がつくと,その短所ばかりが頭の中で増幅されていくように感じます.しかし,機会を作ってその人と話してみると,その人の長所が見えてきて,短所の記憶が薄らいでいくように感じます.つまりは,コミュニケーションの有無が,人間関係を決定づけているのではないでしょうか.顔を見るのも嫌だという人との関係構築は絶望的かもしれませんが,そこまで嫌いではないという人であれば,まだまだ見込みはあると思います.

というわけで,匿名の授業評価アンケートでカス呼ばわりするほど私が嫌いだという人は,一度,私に声をかけてみてください.もしかしたら,私の長所が見えるかもしれませんよ(笑)

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