2015年9月22日火曜日

冷蔵庫をリプレイス

 シルバーウィークに入ってから,6年前に現在のマンションに引っ越してきて以来使ってきたT社の冷凍冷蔵庫が不調となりました.一番上にある冷蔵室が,冷えなくなってしまったのです.実は,1,2年前にも同じ状態になり,有償で修理していました.その時は,自動霜取り装置のセンサーの不調が原因で,霜が検知されずに取れなくなり,成長した霜が冷気を塞いていたことが原因ということでしたが,恐らく,同じ原因だと思われました.

 昨日,生活家電ご相談センターに電話して,購入してから5年も経たないうちに故障し,有料で出張修理してもらい,1年後の今,同じ現象が確認されていることを告げましたが,今回も有料の出張修理でしか対応できないということだったので,修理を諦め,新しい冷蔵庫を購入することにいたしまいた.1年に一度,スケジュールを調整し,3時間の作業を,自己負担で依頼しなければならない,そんな冷蔵庫を使い続ける気にはなれませんでした.

 それにしても,当時20万円ぐらいした冷蔵庫が5年も保たず,修理して1年後に再び故障とは… 日本の家電も,地に落ちたものです.でも,冷蔵庫は10年以上使い続ける財産だと思っている私が,オールドタイプなのかもしれません.

 昨日の午後,新宿のヨドバシカメラに行って,新しい冷蔵庫を物色しました.5年前から冷蔵庫もだいぶ進化していて,色々と勉強になりました.

 400リットル以上の冷蔵庫の方が,それ以下の冷蔵庫よりも省エネで,湿度コントロール付き野菜室の性能も良い.野菜室は一番下にある方が,構造的によいとのこと.しかし,大きい方が省エネって,どういうことなんでしょう? 小型化するために,無理をしているということなんでしょうか? 誰か説明してください.

 それに,どのメーカーも425リットルの冷蔵庫の方が,365リットルのものよりも安かったです.大きい方が,たくさん収納できるだけでなく,性能も良くて,省エネで,おまけに低価格.当初は,365リットルぐらいのものを購入するつもりだったのですが,あえて小さい方を買う理由が宇宙に消えてしまい,潔く425リットルのものを購入することにしました.それでも,6年前に購入したものより,5万円も安くなっていました.嬉しいというより,色々な意味で心配になりました…

 今日の午後,購入した冷蔵庫が配送されてきました.T社の冷蔵庫はドナドナ.導入時の喜びも記憶になく,幸薄い冷蔵庫でした.メーカーを憎んで,メカを憎まず.もう,T社の冷蔵庫は買いませんし,知人にも勧めません.そしてそして,新しい冷蔵庫が颯爽登場!

 Panasonic製 冷凍冷蔵庫 NR-E430V(右開き)

 容量が 365⇒426Lと大幅に増加したにもかかわらず,大きさは奥行が 668⇒679mm と11mm増加しただけで,幅 600mm と 高さ 1818mm は,まったく同じでした.これは静かで大きな技術革新ですね.小型化は全てのメカにとって,永遠のテーマですから.

 これまでにない機能としては,なんと言っても,曜日ごとのパターンを記憶して自動で節電できる 「ECONAVI(エコナビ)」 がイチオシでしょう.さまざまなセンサーで節電をアシスト! …うーん,先の冷蔵庫の件もあるし,センサーが壊れないか,心配… あ,ネガティブはいけませんね!

 そして,フルにオープン,フルに収納!「ワンダフルオープン」 コンプレッサーの位置を下部から上部に移動することによって,下部の野菜室のスペースを拡大したとのこと.確かに,上部の奥のスペースよりも,下部の奥のスペースの方が使えますからね.ユーザ本位で考えられた構造に,好感が持てます.

 シルバーウィーク中の貴重な時間を,冷蔵庫のリプレイスに費やすことになるとは想定外でしたが,冷蔵庫の奥底に眠っていた不要品を一掃することもできましたし,これも 「社会勉強(冷蔵庫編)」 と前向きに考えることにしてみたら,結構,楽しめました.しばらく,最近の冷蔵庫の仕組みについて勉強してみます.

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