2016年2月21日日曜日

卒業研究発表会前夜2016

 明日,電気通信大学 情報理工学部 知能機械工学科では,「卒業研究発表会」 が行われます.私の研究室からも5名の学生が,数ヶ月取り組んできた研究内容を発表します.発表7分,質疑応答3分,1人たったの10分間という短期決戦です.発表の前日にあたり,彼らに最後のアドバイスをしたいと思います.

あしたの発表のために(その1)十分な睡眠
 スライドの内容は確定し,練習も十分だと思うので,7分の発表は心配していません.真の力が試されるのは3分の質疑応答です.3分という短時間で受けられる質問は2つが限度です.すなわち,最初の質問に対する回答に失敗したら,挽回する機会はないと思ってください.最初の質問の内容を完璧に理解し,適切な回答ができるよう,3分間に1年間のぜんぶを懸けてください.脳のパフォーマンスが最高の状態で発表に臨む必要があります.そのためにも,今晩は十分な睡眠を取りましょう.

あしたの発表のために(その2)大きな声で話す
 発表の内容を変えずに,評価を劇的に上げる魔法があります.それは,大きな声で話すということです.プレゼンにミスがなくても,声が小さいと自信がないと思われ,評価を落としてしまう.本当に,もったいないことだと思います.試してみなさい.予想以上の反応を体験できると思います.

 今年度の私は,言うべきことは言ってきたつもりです.この点については,悔いはありません.しかし,やらせたことは足りなかったかもしれない.やっていなくても,考えることはできるハズです.できれば,笑顔で終わりたいです.期待しています.

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