2016年7月19日火曜日

「甘々と稲妻」に出会う

 先月末,農林水産省が 「甘々と稲妻」 というアニメとタイアップしているというようなつぶやきを Twitter で見つけました.どうやら,共食とか食事に関する内容の漫画が原作らしい.生涯のバイブルと決めている 「玄米せんせいの弁当箱」 と同じ食育漫画だと思い,とりあえずKindle版で第1巻を買って読んでみたところ,すっかりハマってしまいました.もう第5巻までは購入してます.今月,最新の第7巻が発行されたのですが,ちょっと消化不良気味なので,6巻と7巻は買うのを我慢しているという状況です.

「玄米せんせいの弁当箱」 とは,まったくテイストが違います.玄米先生の方は,読んだ後に 「もっと食に対して真剣に向き合わなければいけないな」 と,涙ぐみながら背筋が伸びるような気分になる漫画なのですが,「甘々と稲妻」 の方は,好きな人を喜ばせるために料理することの素晴らしさを教えてくれます.他愛もないストーリーのハズなのに,つむぎちゃんを中心にした公平さんと小鳥さんのかけあいが,なんとも言えない雰囲気を作り出しているように思います.「男子厨房に入る」 を実践しているというか,妻と一緒に料理することを楽しんでいる私ですが,いっそう料理に取り組みたいと思うようになりました.

というわけで,第7巻と同時に発行された漫画に登場する料理を完全に再現するためのレシピブック 「甘々と稲妻 つむぎと作るおうちごはん」 なるものを衝動買いしてしまいました.漫画の各話の最後にも,その回に登場した料理のレシピが掲載されているのですが,私みたいに実際に料理してみたいというファンにとって,レシピの部分だけまとめたこの本はとても有用です.料理のカラー写真も綺麗ですし,情報も追加されているなど,また違う気持ちで漫画を読めるような気がします.

 一昨日の日曜日に,さっそく第1巻その2の 「豚汁」 を作ってみました.飯田家の豚汁の特徴は,じゃがいもを投入するところ.「芋を入れるなら,里芋だろう?」 などと思いながら,出来上がった豚汁をいただいてみたところ,ホクホクしていて,なかなかよかった.とてもとても.芋類が入ったことで,贅沢な汁物からサブメインぐらいになったような気がしました.残りは昨日の夕食で,おいしくいただきました.

そして… 人参,長ネギ,ごぼう,絹さや,油揚げが,もう一回分あるということで,今日の夕食も豚汁に… ま,美味いからいいんですけどね.最後に味噌で味を調整しながら 「豚汁って,作るのこんなに簡単だったかなあ?」 と,切る担当の妻に尋ねたところ,「豚汁は,材料が多くて 切るのが大変 なだけで,中学校の家庭科で定番になるくらい簡単な料理なんです(ギラ)」 切ることも好きにならなければと痛感しました.三日連続となった豚汁も,おいしくいただきました.残りの豚汁は,明後日にいただく予定です.

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