2019年3月14日木曜日

2019年度精密工学会春季大会 初日

平成31年3月13日(水)は「2019年度精密工学会春季大会」に参加するために,「東京電機大学 東京千住キャンパス」に行ってきました.

 併催された 第26回「学生会員卒業研究発表講演会」では,研究室からSZK君とMR君の2名が取り組んだ卒研の内容を発表しました.13時からの「卒研発表講演会 G-2」のセッションでは,SZK君が「バレル工具を用いた自由曲面の5軸制御加工経路生成」という題目で発表しました.緊張のあまり,ポインタで指している点が見えないほど高周波に手ブレしている出だしの様子を見て心配しましたが,だんだん落ち着いていきました.質疑応答ではいつもの態度を取り戻し,工具干渉チェックのアルゴリズムで苦労したことを理路整然を話している様子を見ながら苦笑していたのですが,後から考えればこのやり取りが好印象だったのかもしれません.

 14時45分の定刻から5分ほど遅れて始まった「卒研発表講演会 H-3」のセッションでは,MR君が「Haptic Device を用いた5軸制御荒加工経路の生成 - 加工経路の平滑化 -」という題目で発表しました.私は秘密の仕事のため,彼の発表の途中で中座しなければなりませんでした.遺憾でした.まあ,彼のことはまったく心配していませんでしたが.

 16時30分からは,L室で行われた「オープン指向のCAD/CAM開発」のセッションを聴講しました.やっぱり,CAMのセッションは面白いですね.次回からはこのセッションにも論文を出すことになりそうです.

 セッション終了後,18時から行われていた「先端技術パネル・機器出展社との懇談会」に遅参したところ,卒業研究発表会で表彰される優秀講演者9名の一人としてSZK君の名前が紹介されているところでした.「ほんとうによかったなあ」などと思いながら,デジカメをスタンバイして表彰式の進行を見守っていたところ,いっこうにSZK君が表彰される番が回ってこない.いぶかしげに思っていたら,一番最後に最優秀講演者として紹介されたのがSZK君でした.すごい! 研究室始まって以来の快挙だ! おかげで,指導教員として色々な人から声をかけてもらい,最後まで楽しい懇談会となりました(笑)

 懇談会終了後,発表した二人の慰労会を調布で行いました.自分が変わると,学生も変わるな.これからも楽しい研究室を目指して邁進したいと思います.

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