2008年10月12日日曜日

人生の幸福とは

 今日は日曜日で,ゴルフスクールなどに行きましたが,特に書くことがありません.こんなときは,これまでに私が読んだ本の中から,気に入っているフレーズなどを紹介することにしたいと思います.
 今回は,キングスレイ・ウォードという人の書いた「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」という本から.この本は,父親が息子へ手紙形式で語るという内容なのですが,その中の「第21通 人生の幸福とは」の最後のフレーズです.

 人生の価値は時間はなく,その使い方で決まる.長生きをしても,空しい人もいる.人生に喜び(幸福)を見出すかどうかは,その身の上話ではなく,心の持ちかたで決まる.
と,モンテーニュは四百年ほど昔に言った.


 これはモンテーニュの言葉ですが,その直前の著者の言葉の方が好きです.

 幸福は何かを成し遂げたときに得られる.何かを成し遂げるためには,自由意志による選択と態度,責任の受容と遂行,そして常に試みようとする,強固な,不屈の精神が必要である.

 なかなか深い言葉ですが,このような日本語にした訳者 城山三郎の仕事も,すばらしいと思います.

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