2011年10月16日日曜日

シブすぎ技術に男泣き!3

という単行本(と言うより漫画)を昨日購入し,今日,1時間ほどで読み終わりました.この単行本,私は1巻も2巻も持っています.1, 2巻は,エンジニアだった作者自身が経験したことがネタとなっていたので,2巻あたりからネタぎれの雰囲気を感じていました.しかし,今回の3巻はこれまでとは違い,作者が取材した中小企業をネタにしたものが多いです.それぞれの会社に関係する人達のドラマが,爽やかかつ,面白く描かれています.特に,最初は別の世界で生きていくことを目指していた若者が,いつの頃からか自然に父の仕事を継いでいたという第3話は,同じように仕事を継いだ知り合いの2代目な人達を連想させる内容で,非常に好感を持ちました.中小企業だけでなく,シーメンスPLMソフトウェアの3D設計やキヤノンのMR技術など,最先端の取り組みについても紹介されています.非常にバランスがいいんですね.企業のものづくりを紹介するこの路線は,これからも継続して欲しいと思います.
 第12話に出てくる著者がエンジニアだった頃の厳しい上司の人の言葉もいいですね.
 「教える?ここは学校じゃないよ」
 「給料もらって勉強するところじゃないんだよ,ここは」

…ほんとに,そのとおりですよね.自分も,気を付けよう…
 個人的には,これまでの1,2巻よりも,今回の第3巻が一番好きです.第4巻も期待しています.

日本はものづくりを絶対あきらめない!

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