2011年11月22日火曜日

JSME RC249 第10回研究分科会

を幹事として運営するために,平成23年11月22日火曜日の午後は,ヤマザキマザック 大口製作所へ行って来ました.5月に美濃加茂製作所を見学させてもらっていますが⇒ m-shige's log: 平成22事業年度 マザック高度生産システム研究助成対象者の発表会ならびにマザック高度生産システム論文賞の表彰式,今回の大口製作所も何回も来ているという印象です.
 今日の研究者委員の方からの話題提供は,5軸制御加工の工具経路に関する内容でした.同じような研究をしている自分も,大変興味深く聴かせていただきました.
 16時からの工場見学では,MAZAK道場,安全道場,CYBER工場,組立工場,ショールームなどを見せて頂きました.大口製作所は,主に横型のマシニングセンタを製造しているとのことです.大きなものから小さなものまで組立途中の工作機械がびっしりと並んでいる様子を見て,工作機械については,リーマン・ショックから落ち込んでいた仕事量がずいぶん戻ってきていると感じました.しかし,各工作機械に掲示してあった発注元は,海外の企業がほとんどでした.国内からの受注は全体の3割ぐらいだそうですが,それよりも少ないように感じました.日本のものづくり,全体としては,まだまだ厳しい状況のようです.
 17時から,社員食堂の横の部屋で懇親会となりました.夜の仕事に備えて食事をされている社員の方のそばで宴会をするのは,とっても気が引けます.最後の懇親会まで,ヤマザキマザックの関係者の皆様には大変お世話になりました.心より御礼申し上げます.このRC249研究分科会も,あと2回の開催を残すのみとなりました.最後まで幹事としての務めを全うできるよう頑張りたいと思います.

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