2012年2月10日金曜日

人をスポイルするということ

今日の午後は,International Journal の編集委員会に出席するために虎ノ門に行く予定だったのですが,来週の月曜日15時が提出期限なので,今日を研究室内〆切としていた卒論概要が終わりそうもない学生がいたので,ドタキャンせざるを得なくなってしまいました.実は,昨年も同じようなことがありました ⇒ m-shige's log: 型技術者会議2011 第2回実行委員会.このとき,「今後,卒研発表会が予定されている週に開催される会合には,一切出席しないことをここに宣言いたします.」 などと,熱血教員を気取っていましたが,どうも勘違いされているようなので,この宣言は撤回することにいたします.

 昨年もそうだったのですが,今回の〆切は事前に連絡していたもので,欠席できない委員会の予定も考慮して決めたものでした.17時までに完成としてはいましたが,14時までアカが入るような学生が居ることは想定していませんでした.今月に入ってから,一切の外出を控えて,卒論&修論の指導に専念してきました.それでも約束の〆切に間に合わない学生のために,重要な役職に就いている委員会を欠席し,信頼を失ってまで対応するということは,そのような学生の非行を認めるということになるのではないでしょうか.これは,「〆切=納期=約束を守る」 という私の教育方針に反するもので,大変不本意です.

 「スポイル【 spoil 】」という言葉,【岩波書店 広辞苑第五版】によると,『そこなうこと。甘やかしてだめにすること。台無しにすること。「子供を―する」』 という意味だそうです.大学生になっても〆切を守れない学生,おそらく,小中高でも〆切を守らなかったのではないでしょうか.しかし,〆切に間に合わないことが許されない時が,必ずやって来ます.取り返しがつかないことになると思います.結局,許し続けることが,「スポイル」 することになるのです.私は,許さないことにしています.私が急に優しくなって,許してくれたと感じたら,見放されたと思ってください.

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