2012年4月25日水曜日

技術英語にスポット参戦

 今日の2限,新カリ5学期の必修科目となっている技術英語にオブザーバーとして参加しました.基本的に,ネイティブの非常勤の先生が担当するのですが,学科の教員がリーディング,ライティング,プレゼンテーションのパートで各1回ずつ,合計3回出席して,専門の立場からアドバイスすることになっています.考えてみれば,大学の教員になってから,他の教員の講義を聴講するなんてことはありませんでしたから,20年ぶりに大学の講義に出席したことになります.懐かしいというより,新鮮な気持ちでした.
 今日のリーディングの講義は,まず,各自でテキストの英語文章を読んで問題を解いてみた後,周囲の友達と英語で答えを確認し合い,最後に全員で答え合わせをするという進め方でした.1回の講義で完結する演習形式なので,学生は90分間集中しなければなりません.でも,このような講義をきちんとこなしていけば,力は付くハズです.自分の講義にも,大変参考になりました.参加して良かったと思っています.こんな講義が受けられるなんて,最近の学生は恵まれていますね.なんだか羨ましくなってきました.
 講義が終わってからの感想として,このぐらいのレベルの講義なら,1年生の時から履修させてもよいのではないかと思いました.最近聞いた話では,本学の学生のTOEICの成績は入学直後が一番高く,進級するにつれて落ちていく傾向にあるそうです.そうであれば,入学直後から負荷をかけても問題ないということです.今日の講義のReportにも,そのような提案を書いておこうと思います.

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