2015年3月1日日曜日

平成二七年三月の朔日参り

 今日は3月の1日,布多天神社へ 「朔日(ついたち)参り」 に行って来ました.見頃となった境内の梅が綺麗でした.天神様といえば,梅ですからね.一番良い季節なのかもしれません.

 今月の 「幸せを呼ぶ 天然石おみくじ」 を引いてみたところ,結果は 「小吉」 でした.大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶 の順なので,中の下というあたりの運勢になるでしょうか.いま自分が立っている足元をじっくり見直す時だということは,よく理解しているつもりです.ことばの不注意からつまらぬ争いを ― 招かないように注意したいと思います.

 くじと一緒に入っていた天然石は,通算4個目となる 「瑪瑙(めのう)」 でした.珍しい石だと思ったら,昨年の2月以来みたいです.石運はあるのかなあ?

 東京都神社庁が毎月発行している格言集 「生命の言葉」.平成二十七年三月の言葉は,帝国大学教授で物理学者の 「寺田寅彦(てらだ とらひこ)」 のことばでした.

 天災ばかりは科学の力でも
 その襲来を中止させるわけにはいかない。

『どんな科学の力でも天災ばかりは止められない。平成二十三年の東日本大震災を始め、様々な天災によって失われた生命を偲び、その記憶を忘れず教訓とし、未来に役立てること。また被災者と共に皆で助け合い、早期復興を遂げることが大切です。』 という説明が,リーフレットの裏に書いてありました.あの大震災から,もう4年ですか.早いものですね.当時,慌てて整備した防災グッズが,ノーメンテナンスで部屋の片隅に転がっていることに気が付きました.人間は,忘れる生き物だというけれど,戦争とか,震災とか,忘れてはいけないことを振り返る仕組みが必要ですね.

0 件のコメント: