新宿でベイスターズ納め

　今日の午前は，横浜DeNAベイスターズ公式ドキュメンタリー映像作品 「FOR REAL－必ず戻ると誓った、あの舞台へ。－」 を観るために，「新宿バルト9」 へ行ってきました．この作品，気にはなっていたのですが，正直，先週まで劇場で観る気はありませんでした．数日前に今日の午後の予定が宇宙に消えてしまったため，午前中の予定を午後に繰り上げて，観てみることにしたというわけです．

　守護神 山崎康晃の前に現れたライバル パットン，リードオフマン 桑原のスランプと苦悩，主将 筒香の孤独，首位打者 宮崎のブレイク，横浜に宿ったラテン魂 ロペス，忘れ物を取り返した 今永の涙，腕を振りまくるルーキー 濵口の躍動，そして何と言っても選手を信じ切る ラミレス監督の采配．ベンチ裏での選手は，こんな感じなんだなあ... やっぱり，このチームは若いですねえ（笑）

　日本シリーズの第６戦でサヨナラ負けして，ホークスの選手の歓喜の様子を，監督，コーチ，選手がじっと見ているシーンで終わるという最後は，とても良かったと思っています．言い訳や笑顔なんかのシーンがあったら，きっとがっかりしたと思いますから．ここから続いていくんだ，という気持ちが伝わってきました．

　今，「シアター５」に居る人は全員ベイスターズファンなんだと思うと，何だか嬉しくなってしまいました．すすり泣きや笑いを誘うシーンでの一体感もあって，なかなかよかった．とてもとても．毎年上映されているようなので，これからは毎年鑑賞したいと思います．すばらしいベイスターズ納めとなりました．来年の開幕が待ち遠しいです．