2012年4月30日月曜日

京都旅行2012春(2. 東福寺)

 平成24年4月28日土曜日,伏見稲荷大社を見学した後は,本町通を北へ歩いて,東福寺に向かいました.恥ずかしながら,今回見学するまで,このお寺のことをまったく知りませんでした.伏見稲荷大社を見学してからガイドブックを見て,歩いていけるところに大きくて有名なお寺がいくつかあるということなので,それらを見てからホテルに帰ろうというぐらいの気持ちだったのですが,この目論見は良い意味で誤算となりました.
 中門から入り,右にまわりながら奥に進むと,国宝の「三門」 が特別公開しているということでした.何も分からず拝観料を払い,靴を脱いで急な階段を登っていくと,境内や周囲を一望できる,素晴らしい眺望がありました.靴を脱いだ瞬間から,写真撮影は一切できないということで,眺望をお見せできないのが残念です.三門の内部の仏像も見学することが出来るなど,思いがけない幸運に恵まれたと思いました.
 三門に続いて,「通天橋」 を見学しました.小さな谷間に架かるこの橋の辺りは,たくさんのもみじがあり,紅葉の名所ということですが,新緑のもみじも素晴らしかったです.次回は秋に来て,自慢の紅葉を楽しみたいと思います.
 通天橋に続いて,「方丈 八相の庭」 を見学しました.庭園が大好きな私.今回の旅行でも,庭園との出会いを楽しみにしていました.東西南北,4つの庭がありましたが,やはり枯山水の南庭が一番でした.
 最後に,三門の方向に戻りながら,浴室や東司(トイレ)の跡を見学した後,ようやく境内を出ました.境内に入ってから3時間が経っていました.これでも,名宝展の見学などをパスしていましたから,東福寺のすべてを見学するには,午後いっぱいの時間が必要みたいです.無知は罪と言いますか,知らないということは本当に勿体無いことだと痛感しました.

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