今日の午前中,ある工作機械メーカーの人事の方が来室されました.本年度採用の相談から,人材育成の話題になり,その話の流れから,3年前に私がこのブログで紹介した絵本の話題になりました.
2008年10月のある日曜日,ゴルフスクールのラウンジで読んでいた新聞の中に,日本のある工作機械メーカーが子供向けの絵本を発刊したという記事を偶然見つけて,「せっかく作ったのに,宣伝が足りない」 という苦言を投稿しました.
⇒ m-shige's log: おじいちゃんの大切な1日
そうしたら,その週の水曜日にその絵本の献本が郵送されてきて,その御礼と先の投稿で無礼を申し上げたことへのお詫びを投稿しました.
⇒ m-shige's log: おじいちゃんの大切な一日:御礼
読んだ後の感想も投稿しました.
⇒ m-shige's log: おじいちゃんの大切な一日:感想
実は,この最後の感想の投稿は,平成23年5月26日18時の時点で454回と,私のブログのページビュー回数ではダントツの一位となっています.あまり大した内容ではないので,自分としてはとても不思議に思っています.
この絵本が,一般の書店で販売されることになったそうです.
『おじいちゃんの大切な一日』
重松清・著/はまのゆか・絵
幻冬舎 定価1,200円+税
平成23年5月25日出版
表紙のデザインは変わっているようです.当初は,「お金儲けをするために作ったわけではない」ということで,非売品として関係者に配布しただけで,販売する予定はなかったそうですが,著者の方の強い希望によって販売されることになり,著者印税の全額が,あしなが育英会を通じて,東日本大震災で親を亡くした子どもたちを支援するために役立てられることになっているそうです.いい話ですね.
私は,この絵本を広く知ってもらうためには,書店などに並べて色々な人が手にする機会を作った方がよいと思い,お金儲けする気がなくても販売するべきだと考えていたので,今回の販売を強く支持いたします.さらに広めたいと思うならば,iPad などでも見られるように電子書籍化するという手もあります.しかし,絵本は絵を楽しむことも大事なので,やはり大きな冊子の方がいいでしょうね.私も一冊,買うことにいたします.
このブログをやっていなければ,この絵本とここまで深く関係することはなかったと思います.最近,思いもかけない人から「ブログ,見てますよ!」と声をかけられることが多くなってきました.はっきり言えることは,
「継続は力なり」
自分の大きな力になっていると感じています.
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